最近は芸能人だけでなく、一般職の人もテレビに出る機会が増えており、そのままタレント化していく人が増えています。

その中でも最近テレビでよく見てレギュラーも持っていたのが「大渕愛子弁護士」。美人弁護士で明るい性格で人気のある弁護士の方ですが、そんな「大渕愛子弁護士」が先日報酬金問題で1か月弁護士業務を自粛するという懲戒処分を受けました。

 

●タレントとしても活動している大渕愛子弁護士

今回の事件の説明の前に大渕愛子弁護士について少し説明しましょう。

 

【大渕愛子】

東京都出身の(38歳)※2016年現在

 

・弁護士としての経歴

中央大学法学部出身で大学在学中に当時の超難関と言われていた旧司法試験になんと一発で合格。(今は新司法試験と呼ばれており、多少易化しました)

合格後「糸賀法律事務所」に入所。その後独立し、2010年に銀座で「法律事務所インフィニティ」を開業。その後改名し、「アムール法律事務所」として渋谷に移転。取扱業務はは離婚・親権(親子関係問題)、遺言・相続、ドメスティックバイオレンスなど(比較的身近な事件が多いですね)。

また他にも今回の記者会見でも気になった発言にあった国際的商取引。こちらは「糸賀法律事務所」で専門で扱っていた日系企業と中国企業との企業法務関連としても業務として行っています。

 

・プライベート

大の「ふなっしー」好きとして有名ですよね。部屋はふなっしー埋め尽くされたふなっしールームになっています。

2014年8月12日、自身の誕生日の日に俳優である金山一彦と入籍。結婚は2度目。(一度目は糸賀法律事務所入所後に出会った事務所の同僚と結婚したが、離婚)

現在第1児の子に恵まれ、2016年現在は第2子を妊娠中と仕事もプライベートも充実した人生を送っています。

 

報酬問題で東京弁護士会から1か月の業務停止処分

 

そんな中2016年8月に2010年当時、大渕愛子弁護士に離婚に関する事件依頼をしていた女性と費用等の問題で東京弁護士会から1か月の懲戒処分を受けました。

内容としては、大渕愛子弁護士に依頼をしていた女性が「法テラス」という機関を利用して再度大渕愛子弁護士に仕事を依頼した形となり、法テラスを受ける前に支払っていた着手金と顧問料の費用の返還について大渕愛子弁護士と依頼主の女性との間でトラブルが起きたとのことです。

 

●まず法テラスって何?

 

「法テラス」とは簡単に言えば依頼主と弁護士をつなぐ、パイプのような機関です。例えば借金や離婚、相続など様々な事件に直面したときに、どうすればいいのか、誰に相談すればいいの?いきなり手当たり次第に弁護士事務所に行くのはちょっと・・・。

という人のために問題の早期発見の「道案内」をしている機関です。また、無料相談(弁護士に直接相談すると時間で相談料を取られることが多い)を実施してくれたり、費用について厳しい方に対しては弁護士費用などの立替補助をしてくれたりします。

 

●何が問題だったの?

 

そんな法テラスと大渕愛子弁護士、依頼主の女性との中で起きた今回の事件は一体何が問題だったのでしょうか?

大渕愛子弁護士「法テラスのルールの認識が甘かった」

記者会見で言ったこのような内容の言葉が今回の問題の概要です。

まず法テラスを利用して弁護士に依頼をした場合、費用に関しては依頼主と法テラスが事件内容などで審査をし、弁護士費用(着手金や実費)を一時立て替えて依頼者の方が分割返済など、支払いやすいようにする制度があります。

その際に法テラスの弁護士との規約には法テラスが代理援助中、弁護士が依頼者に法テラスが認定した金額以上を請求してはいけない決まりがあります。

元々大渕愛子弁護士は依頼主から法テラス利用前に着手金の17万8500円と顧問料5か月分10万5000円での合意があり、今回依頼主が法テラスを利用したことによる、法テラス認定の着手金10万円と顧問料2万円との差額と着手金の残代金を含む合計17万8500円の返還請求をしていまいた。

大渕愛子弁護士は法テラスの規約を理解しておらず、依頼主からの請求を拒否して返還しなかったそうです。そのため、今度は東京弁護士会から「返還すべき費用」と指摘を受けたため、数週間経って返還に応じたとのことです。

その後、東京弁護士会から「弁護士の品位を失う非行があった」として1か月の懲戒処分を受けました。

 

●大渕愛子弁護士の気持ちと今後意向

 

大渕愛子弁護士は記者会見で「自身が独立後、元々中国関係の法務を取り扱っていたため、国内案件をよくわかっていない状態で受けた事件で、ボスと思える人もおらず、教えてくれる人がいないため、何もわからない、手探りの状態でやって起きた過ち」と述べていました。

その点についても記者会見では依頼する側としてはルールを知らないということは認められないとツッコまれていましたし、同業者である、菊池弁護士も「ルールは知っていて当然」と指摘されていました。

1か月の懲戒処分と言うことで、当然弁護士業務は停止で、メディアに関しても基本的には弁護士という肩書で仕事をしていることが多いため、出演を自粛するとのことでした。

また、大渕愛子弁護士が所属している芸能事務所の顧問弁護士をしている元大阪市長の橋下徹弁護士からは「日本弁護士連合会」へ異議申し立てをするべきのアドバイスを受けて、その部分についても考えているとこのこと。

 

●まとめ

 

今回の話では元々法テラスを利用する前に大渕愛子弁護士に依頼をしていた点が難しいですよね。後大先輩である橋本弁護士からのアドバイスで異議申し立てをする示唆を示したら一般の人から見たら反省してるの?と勘違いされそうですね。

現在妊娠中の身ですし、体調だけは崩さないようにしてほしいところです。