時事ニュースとしては、戦後政治の重要な政治家だった中曾根元首相が亡くなられましたね。
享年101歳ということで、大往生のようにも感じます。ご冥福をお祈り申し上げます。
さて今回は副業の一つとして人気のライター(ライティング)について書いていきたいと思います。自分が思う今のライターの位置づけや外注ライターについて色々考えてみました。
ライターのしての地位をあげたい
色々なサイトがある中で、ウェブマガジンやウェブメディアの記事は多くのライターさんが携わっています。そのライターさんというのは大きく分けて2つ
・メディア運営会社の社員のライター
・クラウドソーシングなどで発注した外注ライター
この2つのライターがいると思います。
僕はフリーランスなので、ライターとしての立ち位置は外注ライターになるのですが、外注ライターの価値というのは難しい位置づけだと思います。
社員のライターは要はサラリーマンなので、ライターの仕事は会社雇用の仕事の一つです。そのため社内での評価にもつながるため、いい意味で視線を気にしてしっかり仕事をします。
外注ライターの場合は、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングで仕事を受注して、自分の責任で仕事を行いますが、近年この外注ライターの価値が下がっているような気がしています。
①文字単価が壊滅的
これはクラウドソーシングやココナラなどのサイトに限られますが、外注ライターは初心者も上級者も新しく契約する会社との仕事に関してはテストライティングをすることが多いです。
そこでよく見かけるのが、「初心者歓迎!ライターの勉強をすることができます!文字単価0.5円から!」という内容のもの。
ライターデビューをしたばかりの人や、副業で少し稼げればいいという人は問題ないと思いますし、ライティングは記事を書いてなんぼの経験値だと僕は思っているので、良いと思います。
しかし、慣れてきても文字単価1円というのは安いと思います。
記事を一つ書くのに皆さんはどのくらいの時間を費やしていますか?
体験談等であれば、自分の頭の中で書くことがスラスラでてきて、見出しを作ってかけると思いますが、調べないといけない内容だったり、デザインなどもしないといけないのであれば、1日かかるのは普通ですよね。
仮に1日かけて作った記事が5000円だとしたら、副業としてはいいお小遣いですが、専業でやっていくには食べていけません。
②テストライティング詐欺に注意
僕は一番許せないのはこちらです。
テストライティングというのは、採用する前に低単価で記事を依頼して、その内容次第で今後仕事をお願いしますというもの。
こちらは本当にテストライティングを行って、採用不採用を決めるのであれば全然問題ないですし、初めて仕事をする人に対してふるいにかけるのは当然だと思います。
しかし、中には採用する気もないのにテストライティングと称してそこそこの分量の記事を書かせてそのまま消える発注者がいます。
経験談として以前あったのは、「採用後文字単価2円でお願いします。そのためしっかり記事を見るため5000文字500円でお願いします」というもの。
文字単価0.1円のくそ依頼なわけですが、テストライティングということと、勉強のためならと昔の自分は受けました。分野が自分が専門的に知っている分野だったので、一生懸命読む人を考えて見出しもすべて付けて納品したのですが、結果的に不採用となりました。
自分の実力不足だったのだと納得しましたが、数週間後に自分の書いた内容を検索したんですね。
するとそのまんま一切の校正もなく投稿されていました。
その時に色々調べて、テストライティング詐欺を知りました。

あの時は悔しかったぜぇ
発注者の情報がなさすぎる
クラウドソーシングだと発注者の細かい情報が分からないです。
企業名とかあれば、テストライティング詐欺をする会社を拡散させることもできますが、基本的にはわかりません。そのため万が一そういった詐欺に合っても中々難しいんですね。
ネットで自分の書いた記事があっても、それはその会社が発注者なのではなく、会社が他の会社にライター依頼を出していることがあるので、迷惑をかけるわけにもいきません。
例えば、ワードプレスを使い始めた人が必ずと言っていいほど参考にする会社さんは自社メディアの記事を書くライターさんを他の会社さんに探してもらっています。
そのため、騙し発注者に引っかからないようにしたいところです。
質の悪いライターがいるのも事実
発注者について、ライターの価値について色々書きましたが、そもそも質の悪いライターがいるのもぬぐえないんですよね。
・納期を守らない
・連絡を全然よこさない
・テストライティングで適当な記事を書いて小銭を稼ぐ
・採用後にくそみたいな記事を書く
そういったライターがいることもあり、発注者のつながりで安かろう悪かろうのライターを適当に使いたくなるというのも自分も記事を発注することがあるのでわかります。
ライターは記事を書くだけなら誰でも出来てしまうがゆえに、ダメなライターが蔓延っているのも残念な話ですね。
まとめ
今回ライターについて色々書きましたが、自分が思う、良いライターと良い発注者に巡り合うためにはどうすればよいのか考えてみたので、まとめてみます。
発注者側
・最低限のテスト料を支払う(できれば1000円以上)
・メールの応対でそもそも依頼をしない
・過去執筆してもらったURLなどを多く提供してもらう
ライター側
・クラウドソーシングを使う場合には、発注者のことをよく調べる
・文字数が多すぎるテストライティングは疑う(3000字を超える)
・1000円未満のテストライティングは費用対効果をよく考える
自分が思ったことはこんな感じですね。良かったら参考にしてください。
発注者側、ライター側の良い関係を築いていけたらよいと思います。